少し得意な気分になる時
もう、何週間も前のことだけれど
近くの大きな公園で夜ランニングしていたら
ふと、「ああ、セミは今日が山場だなあ。
命の声が聞こえる。」
と思ったんです。
どれくらいいるかわからないほどのセミに向かって、
おつかれさん、また来年ね、
とこころの中で思いました。
その次の日、同じ公園を散歩していると、
昨日より声が小さく、弱くなっていて、
その時に昨日感じたことはあっていたと、
ささいなことに気が付ける自分が少し誇らしくなりました。
今年のセミの声はなんだか心地よかったなあ、と思うのですが
多分自分の心持ち次第なのでしょう。
今年も自分が更新されたように感じます、沢山のことが...
日々を過ごしていると、自分の情けなさにたまに涙が出てしまうけれど…
母親と、父親の顔が浮かびます。
わたしは彼らから産まれたのだから、
わたしもいつか立派な大人になろうと思います。
優しくて、愛情があり、誰のことも対等に接し、
自分の意見や考えがある、家族を大切にする、
そんな人間になりたいです。
決して、自暴自棄にならず。