自分の思うことはすぐ忘れる
世界が、空気すらもキラキラして見えるときがあります。
「ピアノを弾くときは、空気に色をつけるようにしなさい」
これは、昔ピアノを習っていた時に先生が言った言葉で、一番印象的な言葉です。
たしかに、空気には色があるようです。
目に見える形であれば、物質そのものが光によって変化して見えます。
子どものことに、児童館の部屋で、みんなで地べたに体育すわりしながらみた映画は何だったのか覚えてないけれど、映写機の光が、空気中の埃や塵が舞っている姿を映し出したことは覚えています。
真っ白のようで、周りはキラキラした黄金の色のようでした。
空気は、光は当然、ものにたいしても影響されると思います。
朝、顔を洗うときに自分の顔を見ると、からだの状態がまとわりつく空気でわかるような気がします。
空気についてもっと考えたい。
風が吹くたびに不思議な感覚を覚えます。