穏やかな:2016/12/13記

 

もしもなんて考えたくもないのだけれど

ようやく結論が出た

失うことがわかっていても

わたしはいまの道を選んだだろう

だって前の状況でずっと一緒にいても

結果は同じだったと思うから

 

胸の痛みはまだまだ続くけれど

それがここちよくもある

貴女のことをとても大切に思っているこのきもちは

全て本当だとずっと確信していられる

 

穏やかな悲しみ

穏やかな苦しみ

穏やかな恋しさ

それ以上に巡り会えたことの喜び

 

もっと一緒にいたかった

 

全部忘れないのだ

 

過去にとらわれているわけではない

 

貴女がいまどこにいるのか

多分わたしがおもうところにいるだろう

どうでもいい

どこにいても変わらず、ずっと、

 

待ってはいない

全て受け入れているつもり

待つと、一生待っていることになるだろうから

待っているということは、とらわれているということかもしれないから

 

 

貴女のことを思い出す時は

純粋なきもちのときだけでいたいんだ

いまのことからひっぱられるように

思い出したくはないんだ

 

わすれたくない、わすれるものか

穏やかな、、、

 

あのね

何もかもは覚えていないかもしれないけれど

目を瞑ると、ちゃんと貴女の顔を思い出せる

炊飯器で焼き林檎をよく作ってくれた

あの味も思い出せる

 

 

 

嬉しいのは

わたしのきもちは何一つ歪んでいないということ

そして貴女だけでなく、沢山の友人に恵まれていて

同じように愛しているということ