2018/05/21 わたし

いつも自分について考えてきた。

 

日曜日。

お父さんが子供を抱いて歩いている。

自転車に子供を乗せて走っている。

転びそうになった子どもを、危ない!とお母さんが抱き寄せる。

少し大きくなった男の子がお父さんの手伝いで庭の木を切っている。手伝っているのを羨ましそうにもう一人の幼い男の子が興味津々で見ている。

道を歩けば手を繋いで家族連れがいる。

怒っているところも、笑っているところも、転んで泣いているところも、日曜日になると外を出れば必ず目にはいる。

 

そんなところを見ると、ああ、わたしにはきっと家族を持つことは難しいだろうと心が痛む。

 

誰かができないことをわたしができるように、わたしにできないことは誰かがしてくれる。直接的に子どもと生きることはできないかもしれないけれど、間接的に福祉や教育的な部分で補助することはできる。

無理して変わる必要はない。もし無理くり家族を持ったとして、そこで生まれた子どもはそんなことを知ったらどう思うだろう。だからわたしはできることを探し続ける。

わたしはわたしのままでいい。