2018/07/24 少しだけあなたへむけて

さいきん自分の葛藤ばかり記録していたので、お手紙を贈ります。

 

都営大江戸線が好きです。

地中深くまでもぐりこむような感覚と独特のにおいが好きです。

 

電車に乗ると、電車とレールが擦れ合う音、あるいは、悲鳴のような凄まじい轟音でイヤホンで聴いている音楽はほとんど聴こえなくなります。

わたしたちはこういうところで生きていると感じます。まるで教えてくれているみたいに。

 

大江戸線に乗りながらドビュッシーを聴いてみてください。不思議な気持ちになります。

 

petite suite l.65 en bateau

がオススメでございます。おためしあれ。

 

 

 

...またわたしの話しをしていいですか?

 

渋谷にて、困っているどこかの国のかたがいたので声をかけたのだけれども、わたしの英語力がひどすぎて逆に手間取らせてしまった。

でも君の英語は完璧だよ!と言われた。ああ〜恥ずかしいです...

 

もう一つ。打ち合わせで、わたしのお母さんにそっくりな人に会った。

そのことを伝えてから写真を撮ってもらったのだけれど、彼女は初対面のわたしの腕をぎゅ、と掴んでくれた。それはとても言葉にできなくて。よくよくお話を聞くと、教育関係の大学の先生でした...。

もうお一方と帰り際お話しした。楽しいことしかしてないので〜とおっしゃっていた。大学で映画を専門で学び、配給会社で働き、おこさまが三人いらっしゃるとのこと...そのかたの眼差しは美しい夢をうつしている。ああ、恥ずかしいことを言っている。でもわたしは嘘をつけない...。

 

清らかで優しく、美しいひとばかりにかこまれている。

 

だから大丈夫だと思える。

信じている。