2018/08/14 時代錯誤

わたしの住んでいるまちってほんとうに昭和のまんまなのです。

商店街で成り立っていて、大型商業施設はなく、

今日帰ったらお盆休みでシャッターが降りているところがほとんど。

そんでいつも不思議な音楽が流れていて、時間がゆっくり過ぎていくんです。

電信柱には浮き輪がぶら下がっていて、そこら中に「盆踊りのお知らせ」が貼ってあります。(*追記 もうなくなっていました)

 

のんびり歩いていると、昔ながらの飲食店でおばさまとわんこが座っていました。

「かわいい。触れてもいいですか。」と聞くと、「どうぞ」とのこと。

 

「あなた不思議な人ね。この子は触られたらすぐこっちに戻ってくるのに、ずっとあなたのとこにいる。」

「一人暮らしで犬や猫を飼えないんです。いいですね。」

「犬はいいわよ。旦那と喧嘩できなくなっちゃって。この子が怯えるもんだから。」

 

ひとしきり触らせてもらったあと、お礼を言うと、「またどうぞ」ですって。

 

不思議なまち。

 

ほ、ほ、ほーたるこい

こっちのみーずはあーまいぞ

 

太田光代さん。

生産性なんて、なくてもいいですよね

生産性の見込み予定なし女子から。

わたしも。

 

 

 

 

 

 *

 

今年もちゃんと気づけました

「今日で蝉の鳴き声が小さくなりましたね」と言うと、「そうだね」と言ってもらえました

有栖川公園というところがありまして、そこは一歩踏み入れると深い森が広がっているんです。ワー、と、びっくりして自然に声が出ます

 

 

さようなら、さようなら

また来年、また新しい命、