2018/09/13 シンポジウム
やることを自分で決められる状況ってたまに気が緩むとボーっとしている。そういうときも大事な時間なのだけれど。
今日、どうしようかと考えたけれど結局シンポジウムに行ってきた。
知人と会って顔をみてホっとした。被災について随分心配していたようで、わたしも来てよかったと思った。
性犯罪についてのシンポジウムに通うにつれ、自分が安定してきていることがわかった。この間のときは発作の兆しが見られたので慌てて薬を飲んだんだった。それでも苦しかったけれど。
質疑応答の時間、ちょっとあんまりにもむごすぎることが起きようとしている(あまりにひどいのでここに書きたくないほど)のをどうしたら止められるのかがわからない、どうしたらいいのでしょうかという質問に対して、先生方が絶句していた。会場全体が緊張して、あんまりにもあんまりで、答えなんて出せない質問で、頭を抱えた。
母が言う通り、真剣と深刻は違う。
深刻な問題に真剣に向き合おうと思った。そしてやりたいことをする。
知人と別れ際、ギュ、と抱き合った。
*
北海道のお話しはちょこちょこ書いていくのだけれど、一番嬉しかったのは、食べ物が美味しいと感じたことだった。
色々な社会問題や、今までおろそかにしている勉強をしていると、やっぱり食欲はわかないし眠れないのは当たり前のことかもしれない。
いったん何もかも新しい状態にしてみて、まずは自分の心と体のバランスだと思った。
一緒に住んでいた女性はとてもパワフルで好きだった。
被災につき、わたしが「ミネラルとビタミンを摂取するには...」とつぶやいていると、彼女は「わたしはそういうことを調べなくても自分が欲しいものを知っている。考えなくても。」と言った。
小柄だけれど逆三角形の体型で、豪快に笑い、現実を見据えて自分のやりたいことをしている女性だった。
彼女を見ながら自分のことを考えて、いま思う。
これからの目標に追加することは、『食べたいと思う食べ物を見つける』。
筋肉も脂肪もしっかりついて帰ってきました。とにかくひたすら食べてた。
電波が入らない状況が続いていたので、ラインに無事ですという一言をどうにかこうにか押し込んだのだけれど、その影響で人に心配をかけてしまった。
無事でした。そしてものすごいエネルギーに満ちて帰ってきました。
何にも暗くとらえることがなく。自分にできることしかできない。
まずは生活の立て直しからだ。もう少し映画館に行ったり友人と食事をしたりしたいので、そのためにやっぱり固定のアルバイトしようかなあ。
あと、家族に一度顔を見せに帰ろう。そうしよう。