2018/11/07 キートン

この間バスター・キートンの作品を活弁で聞きにいった。

キートンの映画は全般的に大好きなのだけれど、やっぱり活弁で聞くのは格が違うくらい面白かった。初めて知ったのだけれど、活弁って自分で台本作ってるんだった!

満員で年配の方と映画関係の方が多くって、みんなゲラゲラ笑っていて、ああ昔はこういうものだったんだよね、と思った。

映画史におけるキートンは悲劇的にいう人が多いけれど(サイレント時代だけ活躍した人だから)、自伝を読んでいると本人は全然そんなことないように思えた。ロスコー・アーバックル氏とスケンク氏との硬い絆や、彼らとしでかした派手なイタズラの数々を知ると、キートンの印象はすごく変わった。

 

無声映画は売られているものを見ると、もうすでに音楽が後からつけられているけれど、無音にして見ると、結構自分が面白いと思うところが変わることに気がつき、面白く見ている。