2021/04/08 最近見てよかった作品

・『エノーラホームズの事件簿』

ストレンジャーシングスで超絶大注目されたミリーちゃんが主人公の映画。シャーロックホームズの翻案は沢山あるけれど、シャーロックホームズの翻案で女性が主人公な時代が来たのか、と胸が熱くなった。とにかくミリーちゃん演じるエノーラが魅力的で、ミリーちゃんにぴったりの役で見ていてとても楽しかった。応援したくなる人って腐らない人だな、わたしもなるべく腐らないでいよう、と思った。たまに急に飛躍するシナリオには?だったけど、勢いがあって楽しかった。

 

・『ゴールデンカムイ』(アニメ)

アイヌのかたがたが何を大切にしてきたかが分かり、こう、いろんな複雑な気持ちになったけれど、見てよかったしもう一周したいと思う。日本が最も誇るべき芸術家は漫画家だなとつくづく思う。グロいシーンはしっかりグロいのが良かった。シナリオが天才的。

 

・『Dr.STONE』(アニメ)

これを見て科学に興味を持った子どもは沢山いると思う。教育的な観点での貢献でいうと本当に影響力が大きいと思う。誰が見てもめちゃめちゃ面白く作ってある。大人が見ると勇気づけられるような作品。やっぱり漫画家は日本の最も誇るべき芸術家だと思う。あと、登場人物それぞれの正義があって最高。

 

・『ブレイキング・バット』

ゼエゼエ言いながら見ている。本当は天才なはずなのに高校で科学を教えているさえない男性がマジマジの極悪人(?)になるまでのストーリーとして理解していたけれど、そうは問屋が卸さないというか、めちゃめちゃ苦労をする、シナリオが完璧。出てる人みんな天才。見入ってしまうと、たまに本当に具合が悪くなりそうになる。ウォルターに感情移入しまくりで辛い。

 

・『椿の花咲く頃』(韓国ドラマ)

よくこんなに盛り込んで最後まで作ったなというくらいシナリオが天才的。主人公のシングルマザーが田舎町でスナックを開く話しだが、ラブロマンスもミステリーもありでインド映画かよ!と思った。長いので心は折れそうにはなる。派手な御曹司とか社長とかが出てこない、地味な感じなのだけれど、キャラクターデザインが凝っていて、最後は号泣してしまった。本当に変てこな作品だけど、とても素晴らしい。

 

・『梨泰院クラス』(韓国ドラマ)

何?学校の青春ドラマ?という感じで見始めたけれど、めっっっっっっちゃくちゃ面白かった。マイノリティーの問題にもガンガン強気に触れていて、日本より歩むスピードが速い、あ〜日本はこんなところまで遅れをとっているのか〜と感じた。というか、Netflixに日本のドラマはあまりないんだけれど(多分局ごとのサイトでオンデマンドだけでしか配信してない?)、日本のユーザーがこぞって韓国のドラマや映画を見ていることは、映像業界(というよりもテレビ?)は恥じるべきだと思った。十年前から差は確実にあったと思うけれど、こんなに差が開いてしまった。こんなドラマが日本のテレビ局で配信されていたら、わたしは間違いなくテレビを買う。最高。

 

・『東京喰種』(アニメ)

毎回この先どうなるの?と思うことが多く、楽しみながら見ていた。主人公が登場しない回もあり、色々なキャラクターの視点から見れて新鮮だった。

 

・『黒い司法』

救いのない人生を送ったであろう人に思いを馳せた。黒人の弁護士が何の証拠もなく有罪にさせられた黒人をどうにか無罪にできないか奮闘する話。実話を基にしている。地道な努力に涙が出る。

 

・『約束のネバーランド』(アニメ)

高級食用人肉として育てられているこどもがどうにかその状況を打破できないかと奮闘する話。めちゃめちゃ最悪なのだけれど、ストーリーがとにかく面白い。ずっとハラハラしながら見ている。完全にこれはホラー。主人公たちのことをとにかく応援したくなる。