2018/11/18 好きなこと
今日は映画ワークショップの最終打ち合わせだった。
日曜日のオフィス街って人がいなくてシーンとしていて、すごく不思議な空間だ。
前の大学に通っていたとき思ったのだけれど、オフィス街の飲食店って日曜はお休みなんだよね。だだっ広くて無機質な感じ、清々しい。
好きなことを仕事にしている人たちって最高にかっこいいなと思う。
甘いものはそんなに好きじゃないのに無性に食べたくなってティラミスを食べたらお腹を壊した。
好きなことはめちゃめちゃ楽しくできるんだけど、やりたくないことは全然穴だらけで別の仕事では突っ込まれることが多い。こういう姿勢ではいけない。
父はどんな仕事でも面白いことはあると以前言っていた。見習いたい。
2018/11/15 映画を見た
早稲田松竹にて『君の名前で僕を呼んで』『彼の見つめる先に』を見た。
映画を月に二回くらい誘ってくれる一回り上の女性と。
映画は、うーん、自分的に同性愛の話だとやはり女性の同性愛の方が理解しやすい、という感じ。どちらもブルーを基調にしている映画で、『アデル、ブルーは熱い色』を思い出した。アデルは大好きな映画で、ラブストーリーの中でも最上位。
あまり恋愛映画を見ないのでアデルより越すものはないかな。
どうしてもプラトニックな恋愛や駆け引きが見える映画が苦手。なぜならそういう経験が少ないから。切ない。
誘ってくれる女性の話をしよう。彼女は前の日記でも書いた通り、性犯罪のシンポジウムで知り合った。まめに連絡をくれて、帰るときはギュ、とハグをする。
とても可愛い女性で勤勉で、色々なところに足を運び、とてつもない映画オタクで、好きな映画ジャンルは昔の日本映画!
仕事帰りにいつも映画を見に誘ってくれる。映画音楽や表現をとても見ていて、帰りには感想を喋りまくる。
家族は宗教の経営をしていて、彼女はそれを理解できず、ずっと辛かったそう。
毎回お話しするのはこどもができたら、ということ。
きっと長い付き合いになるだろう。
わたしにパートナーができなくても、彼女の人生を見られると思うと希望が湧いてくる。
ちゃんちゃん。
2018/11/07 キートン
キートンの映画は全般的に大好きなのだけれど、やっぱり活弁で聞くのは格が違うくらい面白かった。初めて知ったのだけれど、活弁って自分で台本作ってるんだった!
満員で年配の方と映画関係の方が多くって、みんなゲラゲラ笑っていて、ああ昔はこういうものだったんだよね、と思った。
映画史におけるキートンは悲劇的にいう人が多いけれど(サイレント時代だけ活躍した人だから)、自伝を読んでいると本人は全然そんなことないように思えた。ロスコー・アーバックル氏とスケンク氏との硬い絆や、彼らとしでかした派手なイタズラの数々を知ると、キートンの印象はすごく変わった。
無声映画は売られているものを見ると、もうすでに音楽が後からつけられているけれど、無音にして見ると、結構自分が面白いと思うところが変わることに気がつき、面白く見ている。
2018/10/30 脱、薬!
抗うつ剤飲まなくてよくなりました!めでたい!
落ち着いてから半年は飲み続けなくてはいけない薬だったのだけれど、いつやめるかをちゃんとお医者さんと話していたので最速だと思う。数々薬を飲んできて、はじめの副作用というものに辟易していた時にまた新しく飲まなきゃいけなくって、でももうこれで最後になりますように!と思って。数日間はたびたび気絶してたり。
前の自分は戻ってきていないし、そもそも戻ってくるものではないのだとも思うけれど、もうそろそろ、楽しいとか、ここに行こうとか、ご飯が美味しいとか、これをしたいとか、思ってきてもいいんじゃない、わたし?どう?まだ休む?
あんまり後ろ向きには考えていないけれど、自分が大事にしていた好奇心とどこへでも行く力はいつ帰ってくるのだろう?もう少し休んでろってことかなあ?
2018/10/20 雑記
最近はテレビやCM関係のお仕事をいただきながら、ようやく近所での固定アルバイトを見つけた。
六本木にあるテレビ局に打ち合わせで行ったのだけれど、直前まで近くのテレビ局と勘違いしていて、危ないところだった。ビジネス街で、キラキラした人たちがたくさんいて、ドキドキした。撮影も緊張したけれど楽しかった。
アルバイトはワインソムリエのかたが営んでいる小さなお店で、この間行ってとても美味しかったので募集に応募してみた。
ワインが66種類あって、なかなか覚えるのが大変そうだな〜と思いつつも、楽しく働くことができそう。料理は和を中心としたものが主で、これまた長くて呪文のような名前。
今日は久しぶりに本を読んだ。再読で三浦しをんさんの『月魚』。そしてこれまた久しぶりに感動した。改めて本というものはすごいと思う。活字で感動するってすごいと思う。向こうの世界の住人たちの言葉や感情を表す作業って、すごいなあ。
向こうでその人たちは生きているんだもの。
2018/10/03 まっしろ
北海道から帰ってきて、本当に何もやる気がしなくて途方にくれている。
昨日鍼灸院の予約をしていたので、久々に人とお話した。
そしたら口から出るのは北海道がいかに楽しかったかで、話をしていてようやくわかったことがある。
とても楽しかったので、帰ってきてやっていることが全部楽しくなくなっちゃった。
もうなんもやりたくないし、ご飯作りたくもないし、食べたくもないし、いかんと思って楽しかったことをやってみようと思い、映画を見たり本を読んだりYouTubeを見たりしても、なあんにも楽しくなくって、とにかく人と会いたくなくって、ウゲーという感じ。
実家に少し帰ってみても、本当に何もやる気がしない。
じゃあどうしたらいいんでしょうねえ。
わかったことは、今の生活しかしていなかったのでわからなかったけれど、こういう生活が自分には向いていないということ。自然のなかにいる環境がいいということ。
何もしたくないなあ。ほんとうに。どうしよう。