2018/09/18 ボンヤリ期脱出

脳のオーバーヒートもあったのだけれども、このところずっとボンヤリ期が続いており、どうしようかと思い、とりあえず外に出ようということで大学へ行ってきた。

本をパラパラ読んでいたのだけれど、ふと気がついた。

悔しい気持ちでいっぱいだ、いま。

悔しくてたまらない。その大部分は、北海道でもっと働きたかったということだ。

身体の使い方すらわからず1日にしてドンびかれるほど打撲をした。何をしていたかというと、夏の忙しい時期に片付けられなかったボロ掃除をしていた。

 

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かなり好きな仕事だった。

牧草の匂いが好きだったし、馬に快適に過ごしてほしい思いがあったので楽しかった。

腰が痛すぎてコツを教えてもらうと、腹筋を使えば多少和らいだ。そうやって自分の身体の使い方を知った。

とにかく重労働なのだけれど、遠くの方から「根性はありますね」と聞こえてきたりすることに嬉しくなったり(逆にいうと根性しかないのだけれども)、馬の扱いを教えてもらうという時間はやったことがないことしかなくってとにかく明日も身体が持ってくれますように、と願って眠った。

 

やっぱり消化不良だ。だってもっとやれたし、やれるはずだったし、でもそう考えてもどうにもならなくて、北海道牧場台風地震被災東京っていうのが一気に押し寄せて、そういうときだったのだ、と思うしかない。

スーパーはすっからかんで、電気が通らなくって、電波も全くなくって、頭が真っ白になった。部屋を間借りしていた女性曰く、生活力ゼロとのこと。

心配すぎて1人行動はダメになり、笛を渡され、何かあったら笛を吹きなさいとのこと。共通点が猪年でAB型で、一回り上の女性。あまりにもその笛が気に入ってしまったので、譲ってもらった。今でも首にかけている。

「帰りたくないってのはエゴでしかないじゃん。善意とか含めて余計なことってあるよ。知り合いで被災地に食料持ってって受け入れ拒否された人がいるけど、いい例だよ。」など、これはすごくなぐさめのニュアンスで言われた。その通りだと思う。帰ることが決定してからずっと落ち込んでいたけれど、落ち込むことすら必要なかったことなんだよなあ。

 

と思ったけれど。

帰った後、自分に一体何ができるのか、何があるのかすら考えられなくなった。

真っ白のまま。

この夏やってきたことのすべてが自分にはあるのだけれど、すべてがないようにも感じる。

 

とにかく悔しくって、とりあえずまた生活について考えている。

明日はアルバイト探しの旅に出る。ひとつ、行きたいところがあるので行ってみる。

病気以外で引きこもるのはやはり性に合わない。

 

最後に。

うま。

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これはハナさん。

 

400kgの巨体を相手にするのはめちゃめちゃ怖いこともあるけれど、穏やかで楽しかったです。

そして悔しさを糧にできそうです。現実からいって、働くのは時期的にもう受け入れと合わないのだけれど、遊びに行こうと思う。

ありがとう...

2018/09/17 無の日

今日やったことといえば請求書書いて送っただけでだらけている日々が続いている。

北海道であれだけ体力勝負のことをしていたので脳がびっくりしている。

YouTubeずっとみてた。しかも下品なやつずっとみてた。

あれ、本当にすごいなと思うのはずっと活動していることよね。すごい。

ちょう無の時間過ごしたな、と思う。

しかも人に会うのがイヤイヤ病が発動していて全然連絡返してない。

かといって映画を見るきにもなれず、本を読む気にもなれず、ずっとネットサーフィンをしている。

なんだろう。情報を情報として脳に入れるのが嫌。

そういう時に目にレイモンド・カーヴァーさんとかが背表紙で目に入ってくるんだもんな。そんな一日でとにかく何もしていないし、何かを言うことも、ない。

料理を作って〜♪丁寧に時間を過ごす〜♪

とかできない日、ある。

 

 

あ、一つ。

自分がびっくりするくらいのポジティブ人間になりつつあって、人って割とまじで簡単に変わるんだなあって。

もう今日も寝よう。さらば。

2018/09/14 やることをつくる

ここに越してきてから一年くらい経つけれど、今だに収納ケースを買っていない。いろんな書類も増えすぎたおかげで部屋は紙で独占状態だ。

げ、今思い出したけど、仕事の請求書書くの忘れてた。

 

衣装ケース、うちの街では売っていないので、二つ駅歩いていこう。どうやって持って帰るかは帰りに考えよう。

 

北海道に行って思ったことは、彼らの生活は美しいなあ、ということだった。手作りを好み、出汁を一からとり、美味しいものを作ったり。絵を描いたり。そういうことに時間使っていきたい。

 

今いただいているお仕事って決まった時間や日時がないから仕事がないときにボーっとしてしまう。決まった時間や日時があるとその前のスケジュールが組みやすくなる。

当たり前のこと言ってないか、自分。

2018/09/13 シンポジウム

やることを自分で決められる状況ってたまに気が緩むとボーっとしている。そういうときも大事な時間なのだけれど。

 

今日、どうしようかと考えたけれど結局シンポジウムに行ってきた。

知人と会って顔をみてホっとした。被災について随分心配していたようで、わたしも来てよかったと思った。

 

性犯罪についてのシンポジウムに通うにつれ、自分が安定してきていることがわかった。この間のときは発作の兆しが見られたので慌てて薬を飲んだんだった。それでも苦しかったけれど。

 

質疑応答の時間、ちょっとあんまりにもむごすぎることが起きようとしている(あまりにひどいのでここに書きたくないほど)のをどうしたら止められるのかがわからない、どうしたらいいのでしょうかという質問に対して、先生方が絶句していた。会場全体が緊張して、あんまりにもあんまりで、答えなんて出せない質問で、頭を抱えた。

 

母が言う通り、真剣と深刻は違う。

深刻な問題に真剣に向き合おうと思った。そしてやりたいことをする。

 

知人と別れ際、ギュ、と抱き合った。

 

 

北海道のお話しはちょこちょこ書いていくのだけれど、一番嬉しかったのは、食べ物が美味しいと感じたことだった。

色々な社会問題や、今までおろそかにしている勉強をしていると、やっぱり食欲はわかないし眠れないのは当たり前のことかもしれない。

いったん何もかも新しい状態にしてみて、まずは自分の心と体のバランスだと思った。

一緒に住んでいた女性はとてもパワフルで好きだった。

被災につき、わたしが「ミネラルとビタミンを摂取するには...」とつぶやいていると、彼女は「わたしはそういうことを調べなくても自分が欲しいものを知っている。考えなくても。」と言った。

小柄だけれど逆三角形の体型で、豪快に笑い、現実を見据えて自分のやりたいことをしている女性だった。

彼女を見ながら自分のことを考えて、いま思う。

これからの目標に追加することは、『食べたいと思う食べ物を見つける』。

 

筋肉も脂肪もしっかりついて帰ってきました。とにかくひたすら食べてた。

 

電波が入らない状況が続いていたので、ラインに無事ですという一言をどうにかこうにか押し込んだのだけれど、その影響で人に心配をかけてしまった。

無事でした。そしてものすごいエネルギーに満ちて帰ってきました。

何にも暗くとらえることがなく。自分にできることしかできない。

まずは生活の立て直しからだ。もう少し映画館に行ったり友人と食事をしたりしたいので、そのためにやっぱり固定のアルバイトしようかなあ。

あと、家族に一度顔を見せに帰ろう。そうしよう。

 

2018/09/12 たびおわりました

震災の影響により職を失い戻ってまいりました。

マイナス20度の北海道のときにまたおいでよ〜働こうよ〜と言われたけれど、流石に生命の危険があるのできっと働くのは難しいことでしょう。

とにかく、自分にできることといったらただ淡々と日々を重ねることです。

明日性犯罪のシンポジウムがあるよ〜って知人から連絡きたから行こうかな。

 

 

北海道の暮らしはとても楽しいものでした。したことないことしかしていなかったから。

そして自信もついた。今までから比べたら劇的な変化があった。

 

ありがたいことに職を失った翌日にはまた違う仕事のお誘いが立て続けにあり、とりあえずなんとかなりそうです。

 

震災のことを考えても(震源地が近かった)、ものすごい経験をしたことには違いないし、後ろ向きにはどうやっても考えられない。すごくいい時間を過ごしたと思う。1週間しかいなかったけれど。

 

ぐひゃあ、疲れた!

面白い話たくさんあるので、ちょこちょこ書いていこう。

今日はお休みなさい。

 

なんとかなってますでしょうか。

2018/09/02 たびたちます

昨日のお芝居のワークショップ、めちゃめちゃ楽しかったです。

新国(という名前を出していいのか気が引けるけれど)出身の人たち、めちゃめちゃ最高でしかなくって、尊くてお話しできてちょう光栄の極み。

お話しすることって一番楽しいことなのかもしれない。

 

さて。

北海道にいざ旅たつときがやってまいりました。

どうなるかも分からない、この身ひとつで飛び込んでまいります。

まずは飛行機に乗り遅れないこと。無事つくこと。

大きな怪我をしないこと。向こうの人とたくさんお話をすること!

 

問題はWi-Fiがあるかないかなのだけれども。

車で10分のところにスーパーとコンビニがあるんですって。

すごくワクワクする。だってそんな環境に身を置いたことなかったもの。

それで馬と!暮らせるって!

ゆっくりしてきます。

 

2018/08/31 情報過多など

昨日、なんか感極まっていたんでしょうね。

恥ずかしい。でも、消さない。

これがわたしでござんす...

 

ずっと女性差別男性差別について考えていたら疲れてしまった。性別差についてはかなり学んだつもりだけれど、女性としての意見や男性としての意見ってなかなか全部が全部賛同できるかというとそうじゃない。じゃあ自分はどの立場なんだろうと考えている。未だ分からず。

昨日興味深いスピーチをネットでみた。韓国では若い男性がいま男性差別について訴えているという。兵役や、デート代の負担、家族を養わなければならないことについて。スピーチしていたのは男性で、その根本にあるのは根強い女性差別があったからだと言っていた。今まで長い間女性に兵役や社会的地位や権力を与えなかったのは男性で、それは女性にその能力がないと判断していたから、と。

で、若い男性が抗議しているのは理にかなっていて、長い目で見れば所得の大きな差があるが、30代までの差はそこまでない、これから経験するであろう格差をしていないからだって。

 

げんなりする出来事があったニュースを見た。

www.asahi.com

これ。

言葉を失った。

お医者様に関しては言語道断だけれど、こんなことってあっていいのか。

やばすぎません?どうなってるの。

 

ひどく消耗する。

 

疲れることを自分からしてるんですよ。わかっているでござる。

政治の話は見ているし、やるせなくなるニュースも目を通してます。

テレビを見ると他の人の視点を直接受け取ってしまいやすくなるので、ネットで。

ほんと、ひどいことばかりだ。

だからといって、もう疲れたし嫌な気分になるからやめた、はしたくないんだよなあ。

 

でも。

北海道で馬と暮らす生活だけ、試しに自分を情報という外界から隔離してみて、のんびり楽しもうと思っている。自分だけのとっておきの時間を一度作ってみたかったのだ。

きっと楽しい。

朝は5時前起き。夕暮れには眠る。その生活の美しさを味わってくる。

 

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