2020/03/25 胆振東部地震で被災したわたしの考え

一昨年、北海道で住み込みで働こうと渡ってから一週間ほどで被災した。

前日はひどい嵐で、雷で空が明るかったほどだ。

翌日の前に、木という木がみんな同じ方向に傾いており、道路は倒木で渡れなくなっていた。

ここにいてもお荷物になるだけなので、泣く泣く帰ったのだけれど

人っ子一人いない空港の異様さに涙が出たことを覚えている。

東日本大震災で学んだことが全く活かされていなかったからだ。

いや、学んですらもなかったからだ。

そんな自分の浅はかさと愚かさと、自然の猛威の前にはなすすべもなくなることを忘れていた自分に腹が立ったし、生きたくても生きることができなかった数多の命を思い出し、恥ずかしくなった、情けなくなった、やるせなくて、髪の毛が逆立つほど、悔しかった。

そこで学んだこと、これから心得ておくことを、今一度書いておこうと思う。

わたしは専門家ではないので誰も鵜呑みにしないように。自分の頭で考えるの大事。

 

1、誰かが助けてくれると思ったら大間違いだ。勿論自衛隊や消防隊はいるが、命には優先順位があることを忘れるな。非常事態において綺麗事は必要ない

2、自分の身は基本自分だけしか守ることができない

3、3日以上生き延びることができる備蓄は最低限だ

4、ただ、電気or水道は止まるリスクは低いと考えても良いかもしれない(なので冷凍食品は買っておいて良いと思う)

5、人は慌てると高確率で判断を誤るので、地震などの一刻の猶予も許されない災害を除けば、何か行動をするときは5分くらい深呼吸して、落ち着こうとする努力が大事

6、買い占めが下品とかいう人も多いが、必要であれば無視で良い(例えばコロナでは高齢者が買い占めに走っているようだが、それは当たり前)

7、健康な人は日々なるべく備蓄に気を使い、買い占めが起こる以前に対策をしっかりしておく

8、これさえあれば大丈夫バックを作っておく

9、パニックになっている人を見て、自分は今どうなっているかを見る

10、これが本当に大事!ユーモアや自分で自分をクスリとさせるものを備えの段階で準備しておく

ex)何種類かのフレグランス、美味しい調味料、変わり種のチョコ、辛くなったら踊るようにしてみよう、とか、自分が被災下でも譲れないものはあるだろうから、それをちゃんとわかっておくこと。耳栓、アイカバー、枕とかもあるかも。わたしは本かなあ。

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11、トイレと生理用品の確保

12、帽子、マフラー、手袋

13、レインコート、厚手の靴下と丈夫な靴(レインシューズが望ましい)

とにかく体温低下が命取りになるので、これらは最低限だと思う

14、紙とメモ(日記でもなんでも書いておいた方がいい)

15、小さいナイフと笛(主に必要なときがくるからだけれど、災害時の防犯はマジで大事)

16、いつも飲んでいる薬と水

 

補足:バックは、ショルダーバックとリュックサックの二つで行動することが望ましい。非常事態下において、後日語られるのはそこで自己犠牲をはらった人の美談だが、それが語られるのはそうしたことが稀少なことだからだ。人は自分が生き残ろうとするときいくらでも他人を蹴落とし醜くなれることから目をそむけないように。そうしたことを知って、自分の美しさや優しさを捨ててしまわないように。

 

 

 

おいらのコロナ予想今のところ全部当たっているので

当たらないといいなと思って書くのだけれど

東京は近いうちにロックダウンされると思う

だからといって実家に帰ることはしないけど(おじいちゃんおばあちゃんがいるから)

高齢者の致死率エグすぎないか?

ちなみに小さな個人商店で、トイレットペーパーがびっくりするような値段で売られていた

久しぶりにトイレットペーパーを見た

こんなのは東京だけみたいだけど、、、

 

今のうちにやっておくことは、買い占めをしない程度の備えと運動。

家にいてもストレスがない環境を作ること。