2020/12/16

彼と一緒に、私の身体を「虐められた猿みたい」と笑った。

そう、私すら、私を虐めていた。

 

彼は私を諭す。

そして抱きしめてくれる。

どうしてそう思うのか、ちゃんと聞いてくれる。

ずっと聞いてくれる。最後まで聞いてくれる。

そして彼自体の考えを言ってくれたり、助言をくれたりする。

決して上から目線でもなく。

決して、守護者的な目線でもなく。

ただ対等に、わたしに、真正面と、後ろ側から、まっすぐ、見つめてくれる。

 

痛む身体をさすってくれる。

硬直した身体を、解してくれる。

 

本当は、一人で全部できないといけないけれど...

いつか、必ず、できるようにする。

今はまだできないかもしれないけれど、必ず、やる。

そして、他の人のためにできることを増やす。

自分を守るのは前提。

片方の手はいつも誰かのためにあけておけるようになる。

 

最後の最後まで、この生にしがみついていたい。

最後の最後まで、この生に浸っていたい。

最後の最後のとき、ああー、楽しかった!って言いたい。

絶対に諦めない。絶対に、絶対に諦めない。

生きている限り、絶対に。