2020/12/31 またね

ああ、自由だ!

おかげさまで生きている!

陽の光をためらわず全身に浴びることができる、

憎しみも執着も、髪の毛すらも手放した、

傷だらけで丸裸でツンツルテンで猿みたいな格好だ。

それでも大声で笑い、両手をいっぱいに伸ばして、空を見上げる。

それから、痛みや苦しみ、悲しみを背中にしょいなおして、

癒しと喜びと楽しみを両手いっぱいに抱きしめて、

頭には希望を乗っけて、爆速で会いにいくね。

 

悲しみがたくさんある。

今もたくさんある。

今日を泣きながら過ごす人は

わたしが思う以上にたくさんいるのだと思う。

わたしがこんなに幸せで申し訳なく思う、

でも、だからできることがあるとも思う、

それは、幸せを分けることだ、

より多くの、必要な人にそうしたものを届けることだ、

幸せは分けると増える、奪うと減る、

自分が幸せでいる限り、必要な人に分け続けたいと思う。

大口ばかり叩いているけれど、

できることなんてほんのすこししかないということもわかっている。

でも、だからと行って、はじめから何もやらないのは違う。

そして、対立を恐れて対話をしないのは違う。

でも、自分の意見だけ押し通すのはもっと違う。

自戒をこめてだよ、わたしよ。

できることの全部をやる。

大切にすべき人を一番大切にする。

まずは、わたし。そして、今わたしのそばにいてくれている人。

だれひとりなかまはずれにしないというのは、

最初は難しいかもしれない。極論を言えば...。

でも、いつか必ず、そういうところをつくる。

できるまでやる。諦めない。

それをしたい。

それが喜び。わたしの喜び。

 

 

 

またね、またね。

会える時に会えて嬉しかった。

またね、またね。

悲しいけれど、わたしは前に進むよ。

またね、またね。

何もかも忘れないから、ゆっくり休んで。

またね、またね。

いつかまた、必ず見つけて会いにいくから。