2020/12/24 イヴ

あのね。

若い女の一部はさ

年末になると、性的なことが目的っぽい人から連絡が一気に来るんだよね。

 

今は、もう年も取ったし、性被害を受けたことがある人っていう認識が広まったから

(伝えたり知る手立てがない人まで知っているっぽくて、は〜誰か噂的に言いふらしてるんだろうなとか思うこともあるけれど、どうしようもないね)

だいぶ減ったんだけれども、0ではないから、ため息ついちゃうな。

 

覚えてるよ、あなた5年以上前にわたしに「ヤらせて」ってメールしてきたよね、

あと、「〇〇(共通の知り合いの絶世の美女)じゃなくて(意:告白してフラれただけ)、(見た目が)普通のお前を大事にする!」(付き合ってない)とか言われたりね

でもあの時彼には性被害にあったことがあるって伝えたと思うけどな

そしたら「そいつ殺す!」みたいなメールしてきたよね、

はは、できるはずもないのにね

そしてそんなこと望んですらいない

そういう言葉でこちらがボロボロになる、

でもいいよ、もう慣れっこなんだ

悲しいけれど、もう慣れすぎてね、動じないよね、、、。

全ての傷つく言葉は、言われすぎてもう慣れている。

 

でも違うかもって望み捨てられなくてさ

その時は寂しくてしかたなかったから

友達になってくれるのかもって期待して

でも期待がその通りになったことは一度もなかった

なのに懲りなかった

寂しかったから

 

いいように扱われてさ

ボロボロのボロ雑巾になって、

汚くなったらポイって、いなかったことにされるんだ

 

わたしだけじゃなくて、周りの人も等しくそうだった

 

過去は何もかもなくならない

たとえ誰かに墨で塗りつぶされても

何もかもなかったことにはできない

 

抜け出すのは簡単なことじゃない

すごく難しかった

だから抜け出せない人の気持ちがわかる

 

それでも強くならなくちゃいけない

現実は無慈悲で理不尽で残酷だ

圧倒的に不利な環境だってわかってる

今年、拍車をかけて自殺してる人たちの近くにいる

明日は我が身なのだ、きっと...

誰よりも強くならなければ生きることさえ難しい

けれどわたしは死なないでなんて言えない

死にたい気持ちがわかるから言わない

生きろって言う

 

でも死んでしまった人に対して

「悔しいです」とか「死なないでほしかった」なんて言わない

「お疲れ様でした、ゆっくり眠ってください、

あとは任せてください、こちらは心配要りません。」って言う

そして生きるよ

いっぱい希望をつくって持っていくよ

そこまで行く道は険しいけれど

 

だけどやるよ

だからやるよ

わたしがやる

いつか彼女に言った言葉だ

わたしがやりますって言った

だからもう休んでほしかった

けれど彼女はそうしないのだろう

だからわたしもやる

そして次の人は、別の苦労をして

 

ぜったいに負けないから

ぜったいに自分に負けない

 

それでね、

何もかも許すよ。

許されたいからじゃない

わたしも辻仁成さんと同じように

握り締めた誰かのこぶしを包み込めるようになりたい

 

全部許すよ。

実はあなたのためになんかじゃない

それで救われればプラスでいいかなってだけ

ただ誰かを許せないわたし自身を許したかっただけ

許せるようになったら、少し楽になって、

他のことをできるようになったよ

 

もっと強くなって、いつか誰もなかまはずれにしない場所をつくる

ぜったいにあきらめない

悲しみの涙はしょっぱい

涙と一緒にたくさん甘いもの持っていくね

 

しあわせはうばうとへるけどわけるとふえるよ