2019/07/02 求める経験が
ここに記しておかないといけないことができた。
私の体の話だ。
多分一生残る傷がたくさんある。
それは私が生き抜いてきた証拠で、自分にとって恥ずかしいことではなく、むしろ誇りだと思っている。
でも世間はそうじゃない。
でもそれは仕方ない。
でも近い人たち全てに受け入れられるわけでもない。
それは当たり前だよね、自傷経験がある人は、怖いし、何を考えているのかわからないし、びっくりするし、気持ちが悪いし、自分の世界に入れたくないよね。
違うのに。
気が狂わないために、別の痛みが必要だった。罰が欲しかった。私が生きることの罪深さを相殺してくれるようなものが必要だった。
必死に這い上がってきて、いろんな世界を見てきた。
這い上がった先の人に拒絶されるのは仕方のないことだとも思う。
この先、自分の過去の痛みの可視化のような傷跡は、私について回るだろう。
もうそこにはいないのに。
過去を隠すつもりはないけれど(カミングアウト的に捉えたくないから)、人と出会うたび出会うたび、私の世界にあなたはいるけれど、あなたの世界に私はいないのかも、と思う。
一生、こんな経験をし続けると思うと、昨日は涙が止まらなかった。
でも今日は違う。
今までもそうだった。
何度挫けてもまた立ち上がろう。
私の命のある限り。
私へ。