2020/12/14 おいおい幸せよ
なんというか、ある程度打たれない杭になる覚悟はできてから、
殴ってくる人がいなくなった。
普通がよかったし、普通になりたかったし、普通に憧れていたけれど、
そもそも普通という概念は誰一人として一致するものではないので、
それを求めるということはわりと不毛なことに今更気がついている。
いつも仲間はずれだったし、いつも誰かの普通になれなかった。
つらい、ひとり、かなしい、私も誰かの普通でいたかった。
でもいくら努力してもなれなかった。しんどい。
しょうがないじゃん、もう。
脳の機能はわりといいし、たいていのことやらなくてもできるのは。
それはマジで苦しいし、理解されないことばかりだし、
「何と戦ってるの?」って笑われるけれど、
しょうがないじゃん。もう。
でも、視野を広げてみると、結構そういう人がいた。
全然、私だけじゃ、なかった。
負けんな、突き抜けろって言ってくれる人が周りにちゃんといるんだから、
そういうことでクヨクヨしなくていい。
できることがあるということを、ありがたく受け取らなきゃ。
そして、それは自分だけのためには使わない。
私に、私自身に、私たちに、みんなに。
そういうスタンスでやる。
パートナーとは食の好みが会うのだけれど、彼はチーズだけはちょっと苦手らしい。
私はチーズの本を買うくらい、チーズが好きだ。
それを彼は知っているから、この間チーズを買うって言って買ってた。
そのとき、「私が好きだからといって、あなたが無理やりチーズを食べる必要はない。私は他のチーズ好きな人と食べるし。」と言ったら、また悲しそうな顔をしていて、ああ、また彼を悲しませてしまった...と思って、
「いや、ちょっと言葉が適切じゃなかった。そうじゃなくて、そういう風に私のために何かをしてくれるのは嬉しい。ありがとう。でも、そんなことしなくてもいいの。」と言うと、
「俺が美味しいと思うチーズの食べ方で食べたいの。(多分、一緒に、というニュアンス。)」と言われた。
お家に帰って、一緒にご飯を作った。
いつも大体買い物と料理は、二人で一緒に考えて、やる。
食材は私が住んでいるところの方が四分の一の値段で手に入るから、私が買うことが多くて、
朝ごはんは彼が作ることが多い傾向があるけれど。
我々は、今、我々最強の鍋王を決定するために、鍋をひたすら食している。
そのため、彼は、朝ごはんは大抵昨日の残りの鍋の出汁の中にご飯を入れて、おじやにして出してくれる。
そうしているとき、私はインスタント味噌汁とインスタントコーヒーを入れたりしている。
ちなみに、チーズの話しに戻ると、先日はナチュラルチーズに大葉の千切りを添えて食べた。
そのまま食べても美味しいし、醤油と山葵をつけても美味しい。
初めてそういう食べ方した。とても美味しかった。
あ、今、書いていて、お腹が鳴っちゃった。
今日は何作ろうかな。