2020/12/26 静けさ

 

朝起きて、脳の機能のテストをしたあと、必ずお天道様にむかって決意表明する。

 

「おはようございます。今日も生きられて嬉しいです。

寒さで身が引き締まります。雨風凌げて暖かいご飯を食べられることに感謝します。

わたしの力はわたしだけのためには使いません。

わたしに、わたし自身に、わたしたちに、みんなのために、使います。

傲慢さを持っているので、謙虚さを忘れずに生きます。

さいごのさいごまで、余すことなく生ききります。

今日も一生懸命生きます。よろしくお願いいたします。」

 

自分の美しさに身を浸すと

気が狂うほどの激しい痛みと、涙が出るような嬉しさや幸福感でいっぱいになる。

自分の醜さに身を浸すと

鈍感ゆえに痛みを感じにくくなり、たくさんの呪いを産み出すようになる。

どちらを選ぶかは自分次第。

自分次第だけれど、それは環境が大きく左右するから、

そういう意味で自己責任なんて言葉を使うことはできないのかもしれない。

・・・

色んな目に遭ってきた。

そして、許されないような酷いことをたくさんしてしまった。

・・・

もう、何もかも後悔したくない。

 

ほんの一握りの人のために

ほとんどの人が犠牲になっている。

わたしは気がついてしまった、

わたしは生まれながらに奪う側に立っている。

わたしが彼と散歩する公園のすぐ下では

生活保護を頑なに拒むホームレスがうずくまっている。

なりたくてなったわけではなく、しかし生活保護を頼らず、

脚が悪い仲間のために、炊き出しを持ち帰る、そんな人が、

少しでも体力を温存させるため、静かにうずくまっている。

わたしはそういう人に自己責任なんて言えない。

 

奴隷制度見たいな仕組みを考えた人だけが得をするなんて

もうそんな時代やめよう

歴史から学ぼう

今こそ

 

残念ながらわたしたちに残された時間はそんなにない

 

毎日できる限りの努力すらできないのであれば

このまま全部がすぐに終わってしまう

 

諦めない、最後まで、

終わってしまうまで、諦めない、

まだほんの少しだけ可能性があるから。

希望が絶たれる日は、今日じゃない。

最後まで絶対に諦めない。